30日(金)日本時間22時から、2009年F1世界選手権最終戦アブダビGP金曜フリー走行2回目(90分間)が、ヤス・マリーナ・サーキットで行われた。
セッション開始時のコンディションは気温31℃、路面温度34℃、湿度42%。現地時刻は17時ということもあって路面温度は低下、一方で湿度は上昇している。
セッションスタートとなり、多くのマシンがコースインしてすぐにタイム計測に入った。最初の5分を終えるころにはジェンソン・バトン(ブラウンGP)が1分47秒116というトップタイムをマークし、11台ほどのマシンが最低1回のタイム計測を終了。最初のタイミングではガレージにとどまっていたドライバーたちも、その後コースに出た。
セッション最初の15分を終えるころには、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)が1分42秒729というトップタイムをマークし、その後1分42秒143まで更新。全ドライバーがタイム計測を終え、小林可夢偉(トヨタ)が4番手となる1分43秒272を刻んでみせた。
フリー走行1回目ではハードタイヤ(ミディアムコンパウンド)だけが登場したが、このセッションでは最初の13分が経過したところでマーク・ウェバー(レッドブル)がソフトタイヤ(ソフトコンパウンド)を装着。
バトンやニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)もソフトタイヤを履いたが、なかなかタイムを更新できない。一方でハードタイヤを履き続けるルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分41秒台を刻んでトップに浮上し、同じくハードタイヤのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)も上位につけた。
セッション残り時間50分となると、ロバート・クビサ(BMWザウバー)のマシンがストップ。右側のエキゾーストから白煙を上げており、エンジントラブルに見舞われたようだ。今週末はBMWザウバーにおける最終戦ということで特別仕様のヘルメットを装着しているが、難しい週末のスタートを強いられることとなった。
ヘイキ・コバライネンが1分41秒660を刻んで2番手に浮上し、マクラーレンが1-2態勢。3番手にブエミ、4番手にベッテル、5番手にルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、6番手にバトン、7番手に可夢偉、8番手にキミ・ライコネン(フェラーリ)と続いてセッションは半分を終えた。
ソフトタイヤでタイムアップできなかったウェバーはハードタイヤに履き替えて再コースイン。燃料を積んでロングランを実施したが、1分42秒台前半から1分41秒台にタイムを縮めており、ハードタイヤが安定したパフォーマンスを発揮している様子だ。
残り時間20分を切ると、ソフトタイヤのハミルトンが1分41秒504にトップタイムを更新。さらに可夢偉が1分41秒636をたたき出し、3番手に浮上した。ハミルトンから13番手のライコネンまでが1秒以内に収まっており、新しいサーキットながらも接近した戦いが繰り広げられている。
現地時間は18時20分となり、ヤス・マリーナ・サーキットの上空は真っ暗な状態だ。コースはナイター照明によって照らされている。
セッション残りは5分を切り、コバライネンがソフトタイヤを履いてアタックに入った。しかし可夢偉のタイムを上回れず、5番手。バトンがハードタイヤでタイム計測を行い、1分41秒541をマーク。しかし0.037秒差でハミルトンに及ばず、2番手となった。
コバライネンがソフトタイヤで再びタイム計測に入り、ハミルトンのタイムを0.197秒上回ってトップに浮上! タイムは1分41秒307だ。4番手のベッテルがさらにタイム更新を狙ったがジャンカルロ・フィジケラ(フェラーリ)に抑えられる形になり、手を挙げて怒りを表す場面もあった。
セッションはそのまま終了。アブダビGP金曜フリー走行2回目で最速タイムをたたき出したのは、ヘイキ・コバライネン。2番手にハミルトンがつけ、マクラーレンが1-2となった。3番手バトン、4番手ベッテルに続き、可夢偉が5番手タイムをマーク。コバライネンからは0.3秒の遅れにとどめている。上位13台が1秒に収まり、セッション途中でトラブルを抱えたクビサを除く全19台が1.7秒ほどに収まった。
ウィリアムズの中嶋は1分42秒245で12番手、トヨタのトゥルーリは1分42秒409で14番手だった。このセッションではバトン、ロズベルグ、ライコネン、アルグエルスアリが39周という最多周回数を記録している。
アブダビGP土曜フリー走行は、31日(土)の日本時間19時からスタート。お楽しみに!
小林君 ヤルノに一秒差つけてます
ヤルノ?(大阪弁風)


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