28日に2010年12月期決算を発表した製造業各社は、自動車、化学、鉄鋼、重工業など広い分野で過去最高の業績が相次いだ。
■LG化学、過去最高益
LG化学は、売上高が前年比25.2%増の19兆4714億ウォン(約1兆4390億円)、営業利益が同34.9%増の2兆8304億ウォン(約 2090億円)となり、いずれも過去最高を記録したほか、最終利益も同43.4%増の2兆2067億ウォン(約1630億円)となり、初めて2兆ウォンを突破した。今年の売上目標は20兆6100億ウォン(約1兆5230億円)に設定した。
同社の金磐石(キム・バンソク)副会長は「太陽電池原料のポリシリコン事業に参入するかどうかは、太陽電池、ウエハー事業などとともにグループレベルで検討を行い、4月までに結論を出したい」と述べた。
■現代自グループ各社も好業績
現代自動車グループの鉄鋼・自動車部門も業績が大幅に改善した。起亜自動車(国内単独ベース)は、売上高が同26.3%増の23兆2614億ウォン(約1兆7190億円)、営業利益が同46.8%増の1兆6802億ウォン(約1240億円)、最終利益が同55.4%増の2兆2543億ウォン(約 1670億円)だった。販売台数は国内外合計で同38.9%増の213万台となり、世界の主要自動車メーカーの中で最も高い伸びを示した。
現代製鉄は、第1高炉の操業が早期に安定化したことを追い風に、売上高が同28.0%増の10兆1982億ウォン(約7540億円)、営業利益が同79.5%増の1兆376億ウォン(約770億円)を記録したが、最終利益は同11.9%減の1兆141億ウォン(約750億円)だった。現代ハイスコも売上高が同32.2%増の5兆8465億ウォン(約4320億円)、営業利益が同81.2%増の2586億ウォン(約190億円)、最終利益が同 265.8%増の1990億ウォン(約150億円)と好調だった。
■KT、固定電話除き全部門増収
KTは売上高が同6.7%増の20兆2335億ウォン(約1兆4950億円)、営業利益が同117.0%増の2兆533億ウォン(約1520億円)だった。固定電話を除く無線(携帯電話)、インターネット、データ、不動産など全分野で売上高が前年を上回った。最終利益は同93.0%増の1兆 1718億ウォン(約870億円)だった。
■斗山インフラコア最高益、韓進海運は黒字転換
斗山インフラコアは、売上高が同62.1%増の4兆3176億ウォン、営業利益が同140.9%増の5427億ウォンでいずれも過去最高を記録した。建設機械、工作機械など主力事業が業績をけん引した。最終損益は382億ウォン(約28億円)の黒字に転換した。
韓進海運は売上高が同32.3%増の9兆4233億ウォン(約6960億円)、営業損益は6298億ウォン(約470億円)、最終損益は2753億ウォン(約200億円)でいずれも黒字に転換した。